台湾のドラマ、『オレん家のフロ事情~人魚と過ごした49日』(原題:我家浴缸的二三事)をAmazonプライムビデオで観ました。
観ようかどうしようか迷っていましたが、評価が高いのと、アマプラの特典配信がもうすぐ終わるという表示が出ていたので、慌てて観てみました。
いやはや面白かった!
なにはともあれ、まずはトレイラーをご覧ください(Amazonではなく、Rakuten TV〈楽天TV〉に登録されていたものです)。
台湾ドラマによくあるBLもの…?
と、思いませんでしたか?
私は思いました。w
でも全く違ってました!!
主人公は学校では陰キャ扱いの高校生男子です。
小さい頃に両親を相次いで亡くし、育ててくれた祖父も突然亡くなってしまい、涙ながらに海で祖父を散骨していると海に落ちてしまい、唐突に人魚が助けてくれて……!!
というありえない展開でした。(※どうして人魚が助けてくれたのかは途中で明かされていきます。)
Amazonでのカテゴリーは『コメディ、ファンタジー』です。
8割くらいコメディタッチで進みますが、ラスト3話くらいはコメディ基調は変わらないものの手に汗握る展開となります。
ホロリとするシーンも満載で、私は大満足でした。
観てよかったです!
ちなみに原作は日本のコミック(それを原作としたアニメ版もあり!)だそうです。
でも、『突然現れた人魚が住み着く』という設定は同じなものの、どうやら原作とは設定も内容もかなり違っているみたいです。
原作がどういうお話か全然知らないのですが、このドラマ版は、水から上がると尾ひれが消えて普通の人間の姿となります。
夏休み直前の学校での話しからスタートしてすぐ夏休みに入りますが、夏期講習で、その人魚と一緒に学校に通って勉強したりもします(※ちなみに人魚の名前は不明ですが、名前が無いと不便なので、急遽名付けられた『人魚(Rényú)』の中国語と同じ読み方の『仁宇(Rén yǔ)』という仮名で呼ばれています)。
さて、特筆したいのは人魚が住み着く風呂場の浴槽です。
広い!!!
主人公が住んでいるのはごく普通に見える一軒家ですが、浴槽は、いったい何リットル必要なのか?!と驚くような、日本の一般家庭にあるタイプの四倍、下手したら七-八倍くらいありそうなものです。
でも、脱衣所は無く、ドアを開けるとすぐ洗い場が広がっており、タオルは壁にかけてあり、休憩できそうなベンチまでありました。
私は以前、台湾の北投というところにある日帰り温泉へ行った際、個室の温泉を選んだのですが、脱衣スペースがなく、風呂場内のその辺に直置きするようになっていてものすごくびっくりしたのを思い出しました。(その話しを日本の知り合いにしたら、その方は同じ北投で、大勢ではいれるタイプの公衆温泉に行かれたそうなのですが、同じく着替えるところはなく、それどころか荷物を置く棚にも鍵などは無く、ただ棚があっただけだった。と仰っていたのも思い出しました。)
今これを書くにあたり台湾の風呂事情を検索してみましたが、『ほとんどの家には風呂は無くシャワーのみ』と書いてあるサイトが多くありました。
この主人公の家が特殊だったようです(謎)。
まあ、人魚が入れるサイズの大きな浴槽がある家でないと話しが続かないので、あってよかったです。
めでたしめでたし。